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情報箱(平成20年10月)

世界中の景気後退、金融不安、金融恐慌に歯止めがかかりません。
「100年に1度の危機」とか「1929年世界恐慌以来」といった声も上がったりしています。そもそもなぜこの様な事態にまでなってしまったのでしょうか?震源地はアメリカと言われています。サブプライムローン(信用の低い方へ貸し出すローン)の焦げ付きどころかプライムローン(優良な方へ貸し出すローン)にまで影響が出始めているそうです。この問題が解決、つまりアメリカの住宅価格が下げ止まらない事にはどうにも収まりそうにもありません。しかし問題は、世界中のファンドや金融機関がこのサブプライムローンと関わりをもったことに起因しているようです。
つまり、同ローンの債権者が回収リスクの一部を回避、転嫁する目的で債権を小口証券化し、売り出したものをファンド会社や金融機関が購入したり、時には購入するために資金を借り入れしたり、更に、その証券を一般の投資家向け金融商品に組み入れたりもしました。それが世界中に広がり、負の連鎖が巻き起こった訳ですから今回の世界同時株安、景気後退もうなずけます。このような金融工学の駆使といいますか、金融システムの複雑さが実体経済以上のものを膨らませた原因ではないかと考えられています。いづれにしてもペーパー資産の不安定さは、まだまだ続きそうです。
そして私たちが扱う現物資産「不動産」。安定感はあると言われますが、明らかに今後も二極化、供給過剰は進行していきます。工夫と選別を怠ることはできませんね。

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